10月23日 高知大丸で、シンプルなクレープを
。
先日、レッスンに来てくださった方とおしゃべりしていたら、
「私、クレープはちょっと苦手です」とおっしゃるので、
ははあ、来たな、と思い、
どのへんが?と聞いてみたら、私の思っていた通りの答え。
「クリームが甘いし、バナナとか、あまり好きじゃないんで…」
私が思っていた通りの模範回答でした。
「それは日本のクレープで、フランスのクレープは、それとはちょっと違うわよ」
「え、そうなんですか?」
そうなんです。
日本とフランスのクレープの違いは、一番は生地の存在感、でしょうか
日本のクレープはクレープ生地そのものはわき役にまわり、
クリームやフルーツ、チョコレートのソースなど、
トッピングが主役になっているものが一般的で、
それをくるっと紙に巻いて、食べるのが主流です。
フランスのクレープは、生地そのものが主役で、
シンプルなものは、溶かしバターとお砂糖をかけただけのクレープ・ブール・シュクル、
それにレモンを絞っただけのクレープ・オ・シトロン、
はたまたクレープに蜂蜜をかけただけのクレープ・オ・ミエル、
オレンジキュラソーをたっぷり染み込ませた火を吹くクレープ・シュゼット、
などなどなど、日本のクレープと比べると、
それはそれは素っ気ないとも言える、素朴でシンプルなクレープたちが、
フランスのクレープ専門店では、堂々とお皿にのって、テーブルに運ばれてきます。
もし、このシンプルなフランスクレープの調理法を、
私がイメージしている日本の薄い絹のようなクレープに施したとしたら、、、
どんな印象になるのか、、、
日本的なクレープ生地をしばらく食べる機会がなかったので、
勝手に私が想像しているだけですが、
シンプル過ぎて、ちょっと物足りなく感じてしまうような気がします。
生地がメインとなるこのシンプルなフランスクレープを、
塩キャラメルのソースを添えて、
クレープ・オ・キャラメル・ブールサレに仕立てて、
10月23日、14時から、高知大丸地下にて、少しお話をしながら、
ご参加いただくみなさまに、その場で焼いて、食べていただくイベントを行う予定です。
今回はなるべくフランスの味に近づけるために、
フランスから直接、私が持ち帰りました、小麦粉とバターを使って、
クレープをお作りいたします。
お申し込み方法は前日の10月22日、大丸地下特選菓子売り場にて直接受け付けだそうです。
ご足労かけますが、おひとり様参加申し込み料1000円をご持参ください。
10名さま限定です。
クレープとご一緒に提供させていただくハーブティーは、フランスで今最も注目のパレデテの
緑茶ベースのハーブティーを少しですが、ご用意させていただく予定です。
こちらも、目の覚めるようなお花の香りが、一瞬で気持ちを明るくしてくれる1杯だと思います。
百聞は一見にしかず、ぜひシンプルなクレープと選ばれた香りが心をくすぐるハーブティーを楽しみに、
高知大丸に、召し上がりにいらしてください。
みなさまのご来店、心よりお待ちしております。
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