2019年4月パティスリーレッスン備忘録 3

4月の第3週めは、ビスキュイ・ジョコンド生地を使ったレッスン。

代表的なのがオペラで、このほかにも、ムースやババロワを組み合わせて、

さまざまなアントルメを作りました。


オペラは、ビスキュイ・ジョコンドとバタークリーム、ガナッシュ、そして上がけの

チョコレートで構成された、凝った作りです。


オペラ以外にも、シュルプリーズ・デ・ボワは、パッションフルーツのババロワ、

真ん中にミントのババロワをもってきて、またパッションフルーツのババロワで、

真ん中に違う味を持ってきて、味に奥行を出したもの。

そして中にはフランス産のイチゴフレーズ・デ・ボワが入る、これまた凝った作り。


今年このプログラムに参加してくださっているSちゃんが、

去年、プライベートレッスンを受けにきてくれたときに、

ちょうど私がおやつとして、このシュルプリーズ・デ・ボワをお出しして、

「来年の3ヵ月のレッスンで作る予定のお菓子です」と言ったら、

「こんなのが作れるようになるんですか???」と半信半疑だったことを思い出して、

「Sちゃん、去年のプライベートレッスンのときのケーキだよ」と言ったら、

「えー!ほんまや!私、これ作ってる!」と、声をあげていました。


難しいお菓子も、あれだけのレクチャーを受けているので、1回作るだけなら、ここで完成させることはできますが、

彼女たちは、自分一人で取り組んで、自分一人で仕上げることができるようになること、

身につけることを目標にしています。

こんがらがって、たまに「きゃー!」とか言いつつ、「なにやってんの!」とか言われつつ、

「むずかしさは、今週がピークだから」という、私の言葉を信じて、頑張ってくれました。

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