憧れのシャルロット・ポワール

エコール・クレーム・エ・メティエの3カ月コースで、

いよいよハイライトとなるお菓子が、

このビスキュイ・キュイエールを使った、シャルロット・ポワールです。

しっかりと焼いたビスキュイ・キュイエールに、

たっぷりと洋ナシのブランデーを使ったシロップを染み込ませます。

そして、中には、イタリアン・メレンゲを使った洋梨のババロワを作り、

ババロワとババロワの間にはスライスした洋梨をはさんであります。

シンプルな見た目からは、想像することができない、

古くから愛され続けているお菓子です。


今回3カ月コースを受講してくれている、新米パティシエールで、

ずっとこれが作りたかったんです。そう言いながら、

愛おしそうに、ひとつひとつの工程を作り上げていく姿を見て、

高知に戻ってきて、彼女たち3人と、この時間を共有できたこと、

大切な約束を果たした気分になりました。


お酒がダメな方はダメなお菓子だけれど、

何十年も前から、何も変わらずにずっと作り続けられているシャルロット・ポワールを

ぜひ機会があったら、一度味わっていただきたい逸品だと思います。

新米さんたちが、一生懸命、ここ、土佐山で作っています。




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