パティスリーレッスン2週目
パティスリーレッスン2週目は、シューとカスタードクリームのレッスンです。
今日のデモンストレーションは、
・3種のクリームのシュークリーム(カスタードに生クリーム、クレーム・オ・ブール、キルシュがそれぞれ入っているもの)
・エクレア3種(チョコレート、キャラメル、カフェ)
・パリ・ブレスト
7種類のシューを作りました。
新米パティシエールたちが、特に気に入ったのは、
クレーム・オ・ブール、わかりやすく言えば、バタークリーム入りのシュークリーム。
ほんの少し入れるだけで、カスタードクリームにコクが出て、とても深い味わいが生まれます。
そして、そのカスタードとバタークリームにキルシュをプラスしたクリームは
キリッとした大人味に変化します。
エクレアのチョコレートはチョコレートにサワークリームで酸味を加えてあります。
カフェはフォンダンで糖衣がけして、コーヒー味のクリームとのバランスを計算してあります。
キャラメルは、私が、パリのメゾンドショコラで、
キャラメルのエクレアを食べて、感激して作った、キャラメルのクレームを入れてあります。
そして、パリブレストは濃厚なヘーゼルナッツのプラリネを、下はカスタードの中と
上の生クリーム、両方にたっぷり入れてあります。
シューのお菓子をいくつか、みなさまにご紹介するとき、いつも、
シュー生地とカスタードクリームを広げていって、
こんなにも多重性のある味が、幾通りも作りだせるものか、と
何年作っていても、感心してしまいます。
なんだか元気で仲良しのグランパとグランマから、たくさんの子供たちが生まれて
にぎやかな大家族が生まれてきているような、そんな不思議な感激じゃない?と思ったけど、
新米さんたちにこれを言ったら、たぶんみんな困ったような顔するだろうなあ。と思いつつ、、、
黙ってせっせとクレームをシューの中に仕込んでおりました。
そして出来立ての美味しさ。
シューの皮のパリっとしているうちに、早めに召し上がっていただきたいものです。
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